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蛇腹の製作 その弐

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)ビオゴンを搭載した自作カメラ3号機の蛇腹の型紙を制作
した というのを前の記事に書いた。

「その壱」 があるからには 「その弐」 があって然るべきだから書くが、思ったより簡単に済んだので
内容は無いよう。 ^^;;
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出来上がりw

・・・ではアレなので、材料や手順を少し。

外から見えている部分は 0.3mm厚という非常に薄いヤンピー(山羊皮)である。
天然皮革でここまで薄いとピンホールは避けられない。
光学系に使うのにそれはマズいので、Web通販で買うときに事情を説明し、「普通はそのような
特別扱いはしない」 と言われながらも良い皮を譲ってもらった。

裏側(内側)にはクラフト紙を貼ってある。
これは、皮が薄すぎて丸で腰が無く、折ろうにもヘニャヘニャで折りようがないのを助けるのと、型紙
として折り目をつけるのと、皮のピンホール対策の役目がある。

前の記事ではケント紙を使ったが、それにヤンピーでは厚みが出すぎる。
コピー紙の倍程度の厚みの紙を別途用意した。

その紙にPDF型紙を印刷し、折り目の山谷を二色のボールペンで強めになぞって筋目を入れる。
外形を切り出したら裏面にスプレー糊(Scotch #77)を塗布し、ヤンピーの裏面に貼る。
乾いたところでボールペンの筋目に添って折っていき、糊代で接続して筒状に整え完成である。
あ! 筒にする前に、極太マジックペンで型紙を真っ黒に塗るのを忘れてはいけない。 ^^

完成品だが、ケント紙単品で折った時より靭やかだが腰もあり、丁度良い塩梅だと思う。

以上、型紙の試作で何個も作ったせいもあるが、予想してたよりは簡単に綺麗な物ができた。
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by stonemute | 2012-03-26 15:54 | ビオゴン 67

蛇腹の製作 その壱

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)ビオゴンを搭載した自作カメラ3号機の木製グリップを
制作した というのを前の記事に書いた。

次に蛇腹の製作に入る。

簡単に 「蛇腹を作る」 などと言っているが、これがナカナカ難物である。
寸胴の立方体をなす蛇腹ならまだ出来そうなのだが、今回のようなテーパー(先すぼまり)かつ
底面が長方形で上面は正方形といった蛇腹の型紙など、どーすりゃイイのさ! な世界だ。

ところが、今のネットワーク世界で探せば途轍もなく便利なソリューションが見つかるもの。
静山氏の素晴らしい鉄道模型のサイトの中にカメラ用蛇腹の作図プログラムがあった。

このページで蛇腹のパラメータをサクサク入力し、[作成] ボタン一発で見事な型紙がPDFで
出力される。
e0133566_162522100.jpg

赤線が山折、黒線が谷折で、ケント紙などにプリントアウトして折ってゆくとパラメータ通りの蛇腹が
出来上がる。

まぁ折るにはソレなりのコツや忍耐がいるのだが、今回のように元ネタ無しの新規で作ろうなんて時
にこのプログラムが無かったら… と思うとゾッとする。

実際、3号機を設計するにあたり 「フォーカシングは蛇腹で」 などと進められたのは、このプログラム
の存在を事前に知っていたからだ。 ありがたい。

そんな訳で無事に蛇腹のスペックを決めて型紙を得ることが出来た。
e0133566_1636859.jpg

右に3つ並んでいるのは、スペックが決まるまでにトライ&エラーでNGになった試作品。
ボディへの貼り方が普通と少し違うので、図面通りの寸法を入れてもそうそう上手くいかない。
最後は1ミリ単位で微調整し、ボディに貼り込んである試作品を得た。

次はこれをヤンピー(羊革)で作らねばならない。 それもまた大変そうだ。
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by stonemute | 2012-03-23 16:48 | ビオゴン 67

木製グリップの製作

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)ビオゴンを搭載した自作カメラ3号機のフィルムバック
脱着レバーを制作した というのを前の記事に書いた。

引き続き、我が自作カメラで最も手作りらしい部分である木製グリップを作った。

グリップ素材であるが、1号機は南洋花梨とも呼ばれるパダックを使った。
3号機用の素材を考える時、当初はサンバースタッグ(鹿角)を考えたのだが、生物資源保護の観点
からインド政府が輸出を制限していて入手困難。
結局ハンズで堅木の端材を漁ってスネークウッドに落ち着いた。

先ず大体の大きさに切り出して両面テープでボディへ貼り付ける。 鋸刃が立たないくらい硬い木だ。
e0133566_17364982.jpg

次に、握りの感触を確かめながらリューターでゴリゴリ削って形を整えていく。
大体の形になったところでボディから剥がし、サンドペーパーで手触り良く仕上げ、最後に
プラスティックの丸棒でバニッシング磨きをかけて完成♪
e0133566_17372391.jpg

再び両面テープで貼り、ついでにRAF ブロードアローの銘板も反対側に貼って記念撮影。
正規にはどちらも裏からビス止めをする。

職場の工作機械が借りられるのが月末なので、次は蛇腹を作ろうかな~?
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by stonemute | 2012-03-21 17:54 | ビオゴン 67

フィルムバック脱着レバーの製作

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)の航空機に搭載されていた とされるビオゴンを積むための
ボディ部品が出来てきた というのを前の記事に書いた。

今日は天気も良かったので ^^; 掲題の如く小部品を造って遊んでいた。
写真を見て頂けば終わり というくらい記事の内容は薄い。

先ず、脱着レバーを3Dモデルから2D図面に等倍で起こして印刷する。
その紙を切抜き、素材となる12mm角のアルミ・チャンネル材に貼り付けたのが下図。
e0133566_17181622.jpg

何だかいきなり手作り感が溢れてまいりましたww

で、集合住宅のベランダでリューターぶん回して削り出していく。
削れたところで買っておいたΦ2mmのアルミリベットでボディへ組み付けた。
e0133566_17184169.jpg

以上オシマイ ^^;;

壱号機はこの部分をΦ4.5mmのスリーブボルトで設計したので、今一つせせこましかったのだ。
考えてみたら組んで二度とバラさない以上、リベットのカシメで充分じゃないか と思い切った。

ただ、1台に1個しか使わないこのリベット、微妙に特殊で1袋50本でしか買えなかったんだよな~
安いからイイけど、こーゆーのがワンオフの不利なところだ Orz
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by stonemute | 2012-03-20 17:45 | ビオゴン 67

外注加工パーツが届いた!

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)の航空機に搭載されていた とされるビオゴンをバラし、
設計をフィックスして加工屋に発注した というのを前の記事に書いた。

それがとうとう、やっと、遂に手元に届いたのである!(ヒャッホィ)
随分かかったが、別に加工屋さんがサボっていた訳ではない。
そこは自動車レース用パーツの加工が本業であって、土曜の予選で壊れたパーツを日曜の決勝
までに間に合わせてくれるようなファクトリーなのだ。
当然、ワタシのような味噌っカスは 「いつでもいいですぅ」 と言って頼むべきものである。

とまぁ前置きが長いんですが、今回のお題は単に完成パーツを見て頂こう の巻です。

先ずボディ本体。 フィルムバックを固定し、蛇腹のリンクをマウントするのが主な役割。
上が表側から、下が裏側から。 下辺には三脚穴、裏には遮光モルトプレンを収める溝が見える。
アルミ合金(A2017-T4)インゴットからの総削り出し。 黒いのは硬質アルマイトのせい。
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次にレンズマウント。 レンズユニットを固定し、蛇腹のリンクをマウントし、蛇腹が接着される。
左が表で、四角い凹みにレンズボードが収まり、レンズ交換に対応する。
同じくアルミ合金 削り出し+硬質アルマイト。
e0133566_162387.jpg

次はビオゴン 38mmの前玉をコンパーシャッターにマウントするアダプタ。
平均肉厚が1mmしかとれず、アルミや真鍮では強度不足なのでクロム・モリブデン鋼(SCM435)
に更にガス軟窒化処理を施している。 今回一番設計に苦労した部分。
e0133566_187240.jpg

最後に後ろ玉をシャッターにマウントするアダプタ。 これは強度的余裕があるのでアルミ合金。
スケール感がメチャクチャでスミマセン ^^;;
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で、よせばいいのに辛抱たまらず超~暫定仮組みw
ビオゴン38mmはまだ加工用のマスキングを外せないので、SuperAngulon 38mm f5.6 XL
で代用。 下敷になっているのは蛇腹製作用に用意したヤンピー(革)。
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今後の予定として、蛇腹のリンクや各ピボット、フィルムバック脱着用レバーなどの作り込みがある。
またもや職場の旋盤・フライスを借り、金属加工に約2人日。
その後チマチマ蛇腹を折ってボディへ接着。 最後はピントグラスで距離指標のケガキを入れて了。

今週は手がとれないので、来週以降に本格組立が出来るといいな~~ といったところであります。
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by stonemute | 2012-03-15 19:11 | ビオゴン 67


そして さらに遥か遠く、まだ見ぬシャングリラへ。


by stonemute

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