カテゴリ:ビオゴン 67( 11 )

ようよう 我が物となりしか (自己満足)

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(画像をクリックすると flickr の等倍画像に飛びます)

RAFビオゴン38mm f=4.5 を手に入れ、6x7蛇腹カメラを設計・自作してから早くも1年が過ぎた。
その間に数十ロールを通してみたが、ようやっと自己満足のできる画が撮れたように思う。

1200dpiでスキャンしてレベル補正しただけだが、この艶やかな陰影が出せれば私は満足だ。
これなら大伸ばしに焼いてもソコソコ見られる画になるのではないかと思う。
この感じをコンスタントに出せたら良いなぁ。

当エントリーをご覧になる方々が如何ように判じられるか分からないが、自分としてはこれにて遂に
納得がいき、このレンズと共に在ろうと定めることが出来た。

とても嬉しい。
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by stonemute | 2013-09-19 20:02 | ビオゴン 67

やっとこさの自作3号機完成記事 ^^;

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)ビオゴンを搭載した自作カメラ3号機の完成遅延の言い訳
というのを前の記事に書いた。

その後課題だったパーツも届き、2012年9月17日には最初の試写を My flickr にアップしている。
コレ ↓ が3号機で撮った今のところの自薦ベストショットかなぁ。
One
Jungle eating a civilization 1

今回の記事も書かなきゃ圧力を感じてはいたのだが、今日に至るまで放置してしまった。
自分なりに真っ当らしき理由を付けると、「これで完成!」 という意識が薄いせいだと思っている。
まだまだ完成度を上げる余地ありと考えているので、どーも筆が進まないのだ。

まぁそんなこと言ってても記事にならないので只今現在の3号機をば。 ↓
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重量1087g (ストラップ除く,保護フィルター含む) これで無限遠位置。
現有の SA38mmXL と SA47mmMC も搭載可能だが、その際はレンズボードごと交換するのと
同時に印のフォーカシング関連パーツもセット交換する。
巻き上げレバー上面のホースマン印?はRAFラウンデルの自作デカールに貼り替えてある。

そしてコレ ↓ が仕舞いの沈胴状態
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真上から見た無限遠がコレ ↓
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正月に西表島の海岸線でガンガン使ったらA7075のアームが錆びた。 ^^;
頼んでたのに加工屋がアルマイトかけてくれないんだもの。 A7075は錆びやすい。

そして最近接 ↓ フィルム面から245mm 
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無限遠で後ろ玉はこんな感じ。
遮光モルトとフィルムバック固定レバー。 上のストラップ金具はフィルムバック固定フックも兼ねる。
蛇腹の裏打ち紙はマジックペンで黒塗りしたのだが、どーもハロっぽいので大手ペイントメーカー
勤務の友人にスペシャル艶消しブレンドな塗料を作ってもらいバッチリ♪
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リンク詳細。 今回一番苦労した上下連動リンクが見えている。
これを後回しにしたばかりに完成が大幅に遅れた。 ^^; 
A7075(超々ジュラルミン)製で、結果的に全制作パーツ中一番高価なブツとなった。
そりゃ素材体積の80%以上を削り捨てて平均肉厚2mmで精度出せ なんて非道いハナシである。
上下の橋渡し部分がゴツく見えるが、ちゃんと裏の肉を盗んで軽量化してある。
苦労の甲斐あって? 現状全く問題無い剛性と円滑動作を両立させることができた。
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前玉&シャッター周り。
レンズボード固定板はカミさんが捨てたフライパン用落し蓋からの切り出し。 何とハンマートーン!
ドナーになったコンパー0番シャッターが元々開放f値3.5用だったので、絞り指標と実絞りの関係が
2絞り半ほども違っていた。
所有する SA38XL f5.6 の絞り開口面積と見比べ 「まぁこんなもんだろ」 という指標を貼ってある。
ヤマ勘露出頼りの実写上がりを見ても 「まぁそんなもんだろ」 という感じである。ww
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前玉は結構な出目金だったので保護フィルター必須。
前玉外枠を(またも)旋盤で削り飛ばし 52-67 のステップアップリングを接着併用で圧入してある。

と現状こんな感じです。

課題としては、
 1.イマイチ感のあるフォーカシングレバーを作り直したい
 2.距離指標をもっと見やすく
 3.両面テープで貼っただけ ^^; のブロードアロー銘板のビス止め
 4.SA38,SA47 搭載用パーツ製作
などがある。

まぁポチポチ進めていこうと思います。
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by stonemute | 2013-03-10 15:46 | ビオゴン 67

3号機 完成遅延のワケ

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)ビオゴンを搭載した自作カメラ3号機の蛇腹が完成した
というのを前の記事に書いた。

その後の更新が滞り、「どうした?」 といった問いかけも頂くので現状のご報告をば。

只今ここまで。 ↓
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一応リンクは組み上がった。
しかし、これは設計当初から懸念していた事であるが、上下のリンクセットの連動が上手くない。
手前のボルトの出入りでフォーカシングするのだが、どうしても奥のリンクが遅れてしまいレンズ
ボードの平行度が出ない。
スプリング(奥のリンクにかかっている)のテンションで誤魔化せるかと思ったが、そうは甘くない
ようだ。

これでもピボット周りの加工精度は極力上げたつもりなのだ。
リンクの軸穴はフライスのエンドミル加工。 軸も市販ボルトの予定を変更して、一本一本軸穴に
合わせた真鍮ピンを制作している。
1/100mm単位の誤差を吸収するため、個々にナンバリングして位置の限定もしたのにこの有様。

各部クリアランスがガチガチのわりに動作自体はスムーズで、これは安心材料。

これで駄目なら仕方ない。 リンクの強制的な上下連動を図ることとする。
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図中、赤く示しているのが連動リンク。
SUS材の溶接構造も考えたが、熱歪みのコントロールが面倒そうなのでA7075(超々ジュラ)の
総削りをカマしてやろうと考えている。

設計はとうに終わっているのだが、このGW連休で加工屋さんが閉まっていて進まない。 Orz
そんな状況なのでした。
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by stonemute | 2012-05-06 16:39 | ビオゴン 67

蛇腹の製作 その弐

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)ビオゴンを搭載した自作カメラ3号機の蛇腹の型紙を制作
した というのを前の記事に書いた。

「その壱」 があるからには 「その弐」 があって然るべきだから書くが、思ったより簡単に済んだので
内容は無いよう。 ^^;;
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出来上がりw

・・・ではアレなので、材料や手順を少し。

外から見えている部分は 0.3mm厚という非常に薄いヤンピー(山羊皮)である。
天然皮革でここまで薄いとピンホールは避けられない。
光学系に使うのにそれはマズいので、Web通販で買うときに事情を説明し、「普通はそのような
特別扱いはしない」 と言われながらも良い皮を譲ってもらった。

裏側(内側)にはクラフト紙を貼ってある。
これは、皮が薄すぎて丸で腰が無く、折ろうにもヘニャヘニャで折りようがないのを助けるのと、型紙
として折り目をつけるのと、皮のピンホール対策の役目がある。

前の記事ではケント紙を使ったが、それにヤンピーでは厚みが出すぎる。
コピー紙の倍程度の厚みの紙を別途用意した。

その紙にPDF型紙を印刷し、折り目の山谷を二色のボールペンで強めになぞって筋目を入れる。
外形を切り出したら裏面にスプレー糊(Scotch #77)を塗布し、ヤンピーの裏面に貼る。
乾いたところでボールペンの筋目に添って折っていき、糊代で接続して筒状に整え完成である。
あ! 筒にする前に、極太マジックペンで型紙を真っ黒に塗るのを忘れてはいけない。 ^^

完成品だが、ケント紙単品で折った時より靭やかだが腰もあり、丁度良い塩梅だと思う。

以上、型紙の試作で何個も作ったせいもあるが、予想してたよりは簡単に綺麗な物ができた。
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by stonemute | 2012-03-26 15:54 | ビオゴン 67

蛇腹の製作 その壱

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)ビオゴンを搭載した自作カメラ3号機の木製グリップを
制作した というのを前の記事に書いた。

次に蛇腹の製作に入る。

簡単に 「蛇腹を作る」 などと言っているが、これがナカナカ難物である。
寸胴の立方体をなす蛇腹ならまだ出来そうなのだが、今回のようなテーパー(先すぼまり)かつ
底面が長方形で上面は正方形といった蛇腹の型紙など、どーすりゃイイのさ! な世界だ。

ところが、今のネットワーク世界で探せば途轍もなく便利なソリューションが見つかるもの。
静山氏の素晴らしい鉄道模型のサイトの中にカメラ用蛇腹の作図プログラムがあった。

このページで蛇腹のパラメータをサクサク入力し、[作成] ボタン一発で見事な型紙がPDFで
出力される。
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赤線が山折、黒線が谷折で、ケント紙などにプリントアウトして折ってゆくとパラメータ通りの蛇腹が
出来上がる。

まぁ折るにはソレなりのコツや忍耐がいるのだが、今回のように元ネタ無しの新規で作ろうなんて時
にこのプログラムが無かったら… と思うとゾッとする。

実際、3号機を設計するにあたり 「フォーカシングは蛇腹で」 などと進められたのは、このプログラム
の存在を事前に知っていたからだ。 ありがたい。

そんな訳で無事に蛇腹のスペックを決めて型紙を得ることが出来た。
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右に3つ並んでいるのは、スペックが決まるまでにトライ&エラーでNGになった試作品。
ボディへの貼り方が普通と少し違うので、図面通りの寸法を入れてもそうそう上手くいかない。
最後は1ミリ単位で微調整し、ボディに貼り込んである試作品を得た。

次はこれをヤンピー(羊革)で作らねばならない。 それもまた大変そうだ。
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by stonemute | 2012-03-23 16:48 | ビオゴン 67

木製グリップの製作

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)ビオゴンを搭載した自作カメラ3号機のフィルムバック
脱着レバーを制作した というのを前の記事に書いた。

引き続き、我が自作カメラで最も手作りらしい部分である木製グリップを作った。

グリップ素材であるが、1号機は南洋花梨とも呼ばれるパダックを使った。
3号機用の素材を考える時、当初はサンバースタッグ(鹿角)を考えたのだが、生物資源保護の観点
からインド政府が輸出を制限していて入手困難。
結局ハンズで堅木の端材を漁ってスネークウッドに落ち着いた。

先ず大体の大きさに切り出して両面テープでボディへ貼り付ける。 鋸刃が立たないくらい硬い木だ。
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次に、握りの感触を確かめながらリューターでゴリゴリ削って形を整えていく。
大体の形になったところでボディから剥がし、サンドペーパーで手触り良く仕上げ、最後に
プラスティックの丸棒でバニッシング磨きをかけて完成♪
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再び両面テープで貼り、ついでにRAF ブロードアローの銘板も反対側に貼って記念撮影。
正規にはどちらも裏からビス止めをする。

職場の工作機械が借りられるのが月末なので、次は蛇腹を作ろうかな~?
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by stonemute | 2012-03-21 17:54 | ビオゴン 67

フィルムバック脱着レバーの製作

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)の航空機に搭載されていた とされるビオゴンを積むための
ボディ部品が出来てきた というのを前の記事に書いた。

今日は天気も良かったので ^^; 掲題の如く小部品を造って遊んでいた。
写真を見て頂けば終わり というくらい記事の内容は薄い。

先ず、脱着レバーを3Dモデルから2D図面に等倍で起こして印刷する。
その紙を切抜き、素材となる12mm角のアルミ・チャンネル材に貼り付けたのが下図。
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何だかいきなり手作り感が溢れてまいりましたww

で、集合住宅のベランダでリューターぶん回して削り出していく。
削れたところで買っておいたΦ2mmのアルミリベットでボディへ組み付けた。
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以上オシマイ ^^;;

壱号機はこの部分をΦ4.5mmのスリーブボルトで設計したので、今一つせせこましかったのだ。
考えてみたら組んで二度とバラさない以上、リベットのカシメで充分じゃないか と思い切った。

ただ、1台に1個しか使わないこのリベット、微妙に特殊で1袋50本でしか買えなかったんだよな~
安いからイイけど、こーゆーのがワンオフの不利なところだ Orz
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by stonemute | 2012-03-20 17:45 | ビオゴン 67

外注加工パーツが届いた!

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)の航空機に搭載されていた とされるビオゴンをバラし、
設計をフィックスして加工屋に発注した というのを前の記事に書いた。

それがとうとう、やっと、遂に手元に届いたのである!(ヒャッホィ)
随分かかったが、別に加工屋さんがサボっていた訳ではない。
そこは自動車レース用パーツの加工が本業であって、土曜の予選で壊れたパーツを日曜の決勝
までに間に合わせてくれるようなファクトリーなのだ。
当然、ワタシのような味噌っカスは 「いつでもいいですぅ」 と言って頼むべきものである。

とまぁ前置きが長いんですが、今回のお題は単に完成パーツを見て頂こう の巻です。

先ずボディ本体。 フィルムバックを固定し、蛇腹のリンクをマウントするのが主な役割。
上が表側から、下が裏側から。 下辺には三脚穴、裏には遮光モルトプレンを収める溝が見える。
アルミ合金(A2017-T4)インゴットからの総削り出し。 黒いのは硬質アルマイトのせい。
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次にレンズマウント。 レンズユニットを固定し、蛇腹のリンクをマウントし、蛇腹が接着される。
左が表で、四角い凹みにレンズボードが収まり、レンズ交換に対応する。
同じくアルミ合金 削り出し+硬質アルマイト。
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次はビオゴン 38mmの前玉をコンパーシャッターにマウントするアダプタ。
平均肉厚が1mmしかとれず、アルミや真鍮では強度不足なのでクロム・モリブデン鋼(SCM435)
に更にガス軟窒化処理を施している。 今回一番設計に苦労した部分。
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最後に後ろ玉をシャッターにマウントするアダプタ。 これは強度的余裕があるのでアルミ合金。
スケール感がメチャクチャでスミマセン ^^;;
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で、よせばいいのに辛抱たまらず超~暫定仮組みw
ビオゴン38mmはまだ加工用のマスキングを外せないので、SuperAngulon 38mm f5.6 XL
で代用。 下敷になっているのは蛇腹製作用に用意したヤンピー(革)。
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今後の予定として、蛇腹のリンクや各ピボット、フィルムバック脱着用レバーなどの作り込みがある。
またもや職場の旋盤・フライスを借り、金属加工に約2人日。
その後チマチマ蛇腹を折ってボディへ接着。 最後はピントグラスで距離指標のケガキを入れて了。

今週は手がとれないので、来週以降に本格組立が出来るといいな~~ といったところであります。
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by stonemute | 2012-03-15 19:11 | ビオゴン 67

R.A.F. ビオゴン 分解~ボディ設計

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)の航空機に搭載されていた とされるビオゴン
がUKより届き、手持ちの工具でバラせるところはバラした というのを前の記事に書いた。

その後、ゴツいアウターケースからレンズ本体を取り出すべく専用工具を買ったり、
締め付けネジ部にトルエン攻撃をかけたりして色々と自宅で頑張ったが駄目だった。

周辺のボルトを外す時から分かってはいたのだが、ネジというネジに漏れなく接着剤が
入れてあり、元より分解することは考えていない作りなのが伺える。

こうなったら外周部から削り込んで外すしかない と職場の旋盤を借りて成敗してやった。

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昔とった杵柄、固着した 又は折れたネジを外す作業は嫌っ!てほどやってきた。
どんなに固いネジでも、外周の肉を削って剛性を落とされると緩むものだ。

今回もコレこの通り ^^ ↓

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中央左が前玉、右が後ろ玉、その後ろは今回組み込む予定の Sinchro-Compur #0
シャッター。 手前は、完成の暁にボディにエンブレムとして付けようと削り残した
ブロード・アロー入り銘板。 その周りは外したアウターシェルの残滓。

以前の記事ではコパルの0番シャッターに組み込むように書いていたが、外したレンズ
をよくよく採寸してみるとコンパーじゃないと成り立たないと判明。
非常に微妙な内部寸法の違いにより、コパルは諦めざるを得なかった。

コンパーでも組み込みは極めて際どい。
通常、後ろ玉はシャッター後部の雌ネジに締め込むものなのだが、後ろ玉の中玉と干渉
して不可能である。
仕方なく、通常はレンズボードに締め込むための雄ネジを利用してアダプタを設計して
いる。 (下図 中央がシャッター、右側が後ろ玉、金色パーツがアダプタ)

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前玉はもっと厳しい。 もう嫌になるほど何もかもがギリギリである。(上図 左側)
軸方向の寸法を、レンズで0.5mm、シャッターでも0.5mm追い込んでやっと成立。
シャッター本体の前玉取り付けネジを追い込むなんて、ゾッとしないがやるしか無い。

アダプタの断面形状も非常に複雑かつ薄い。
ジュラルミンじゃとてもじゃないが待たず、SCM435鋼をガス軟窒化処理してかわす。

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ソンなコンなでヤットコサ設計完了。 ↑

3D-PDF を作ったので、グリグリ動かして遊んでみて欲しい。
PDF をローカルPCに落とし、画像をクリックして少し待つと3Dモデルが活性化する。
カメラをドラッグすると3Dモデルがクルクル動きます。
フィルムバックの固定レバーは起こしてあり、フィルムバックは装着寸前の斜め位置、
レンズボードも浮いた状態でモデリングしてあります。

今回、現有の Schneider SuperAngulon 47mm f5.6 MC と同 38mm f5.6 XL、
それに ZEISS Biogon 38mm f4.5 の3種類を同じボディに積めるようにした。
SuperAngulon では 6x9、Biogon では 6x7 のフィルムバックを使う。

蛇腹のストロークを相当大きくとったので、最近接は 30cm くらいまで楽に寄れる。
無限遠ストッパーと距離指標も、レンズによって交換して使う。(レンズボード左上)

リンクのバックラッシ(ガタ)をキャンセルするためのトーションスプリングや、結構特殊
な形状のボルト類も収集できた。
CNCマシニングするための3Dデータも加工業者にブン投げた。

全ての加工が上がってくるのを待ち遠しく過ごす早春である。 ^^
---
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by stonemute | 2012-02-03 18:46 | ビオゴン 67

R.A.F. Biogon 到着!

R.A.F.(Royal Air Force / 英国空軍)の航空機に搭載されていた とされるビオゴン
がUKより届いた。 このレンズの来歴やら行く末は前の記事に書いた。

二個あるが、一個は知り合いの方が引き取って下さる予定。 ^^
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R.A.F.制式装備の証である Broad Arrow(右下ユニットの上向き矢印)も凛々しい。
まぁ戦闘機に積まれていた って事は兵器であるのだが、こーゆー細部に萌えるのが
男の子の性 とお目こぼし願いたい。

今日のところは、手持ちの工具でバラせるところまでバラしましたよ~ という記事。
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上段左:レンズ後群 右:レンズ前群
下段左:電磁シャッター 右:絞り

六角穴付きボルトを多用しているが、タチの悪いことに全部インチネジである。
航空機用だけあって、全てのネジ山には緩み止め剤が入っていて緩まない緩まない。

ここで疑問が湧く。
UKは随分前からSI単位系の筈で、自動車などのネジ類もミリ系列が浸透している。
レンズメーカーのZEISSだってドイツであるから、これはもう大昔からミリ系列。

何故にR.A.F.制式はインチ系列? UKマブダチのメリケンMILスペックに準拠すると
インチにされちゃうのか? 謎である。

これ以上の分解は、ちゃんとしたレンズ専用工具が無いと無理なようだ。
想像だが、写真のように真ん中で割らなくても、前群・後群はユニットで外から抜き
出せる構造じゃないか と思っている。

もう一段バラせれば、コパル0番に組み込むのは楽勝な気がしてきた。
新宿に出て工具買ってこなくちゃ~~ ^^
---
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by stonemute | 2012-01-20 17:44 | ビオゴン 67


そして さらに遥か遠く、まだ見ぬシャングリラへ。


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