人気ブログランキング | 話題のタグを見る

GIMPでCMYK分解するワークフロー

1.UBUNTU上のGIMP 2.9.3 日本語版を用いた場合の工程である。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_19302380.jpg

2.元画像の色深度は16bit以上が望ましい。 8bitではシャギーが目立つだろう。
 GIMP 2.8系以前のバージョンでは8bit深度しか扱えないため、この処理には不利になる。
 UNIX系以外のOS用GIMP 2.9入手先 : Partha's Place (但し64bitOS用のみ)
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_19303370.jpg

3.[色]→[色要素]→[チャンネル分解]を選択。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_193042100.jpg

4.[色モデル]をCMYKに、[分解したチャンネルをレイヤーに展開する]チェックボックスON→[OK]。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_19305278.jpg

5.CMYK分解されレイヤーに展開した別画像が生成される。
 デジタルネガの作成であればここまでで了。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_19310100.jpg

6.現状ネガ画像なので、ポジに戻すため各レイヤーで[色]→[階調の反転]を実行する。
 その際、Topレイヤーのみが可視なので、順次不可視化しながら進めると分かりやすい。
 デジタルポジの作成であればここまでで了。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_19311472.jpg

7.以下、元のカラー画像に戻す処理。
 グレースケールなので[画像]→[モード]→[RGB]と選択する。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_04454.jpg

8.左ペインのパレットをクリックし、CMYK変更タブを選ぶ。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_19312061.jpg

9.各レイヤーの色に適合したCMYKを100%に、他を0%に設定して[OK]。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_19312737.jpg

10.[色]→[カラーマッピング]→[グラデーションマップ]を選択し、カラーマッピングする。
  [6.]と同様に全レイヤに実行。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_19313415.jpg

11.右ペインのレイヤータブで[モード]を各レイヤーとも[乗算]に変更すると、全てのレイヤー
  が重なり元画像と同一な像が得られる。
GIMPでCMYK分解するワークフロー_e0133566_19314649.jpg

by stonemute | 2016-03-05 19:32 | 古典印画


そして さらに遥か遠く、まだ見ぬシャングリラへ。


by stonemute

カテゴリ

全体
地図読み
ネタ
カメラ
ビオゴン 67
機械設計
モータースポーツ
自作中判1号機
古典印画
未分類

以前の記事

2016年 03月
2014年 05月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 03月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2010年 04月
2010年 03月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

最新のトラックバック

検索

その他のジャンル

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

カメラ
登山

画像一覧